忍者ブログ

語り用

無造作になんでも語っております。なんでも許せる方のみどうぞ。
MENU

オクトラをクリアした話

クソデカ感情が収まらねえので
もう書くしかねえ


■オクトパストラベラー 略してオクトラ
まず、オクトパストラベラーというゲームについて。

8人の主人公がいます。
彼らは年齢、出身地、旅の目的、あるいは性格も全く違う旅人です。
その8人が歩むそれぞれの運命をプレイヤーがたどっていく、というストーリーです。

が、

実はこの8人の旅はあるひとつの点で繋がっており、
その宿敵となる魔女、ひいてはその主である魔神を倒すのが本当に本当の最終目的です。


■プレイするに至った経緯
このオクトラ、ツイッターのフォロワーさんから教えてもらったゲームなのですが、
最初はプレイするつもりはなく、情報を集めて楽しむだけでした。
それなのに「ストーリーいいですよ」「キャラクターいいですよ」「音楽いいですよ」「全員にクソデカ感情抱きますよ」「セールやるはずですよ」などとダイレクトマーケティングを全身で浴び、
じゃあやってみるか…と手を出した次第です。


■そしたら本当にクソデカ感情を抱いてしまった
…のが、この記事を書こうと思った理由です。

はあ…

いや、本当に素晴らしいゲームだったんですよ。


■「オクトパス」の意味
オクトパス、綴りは「OCTOPATH」。
主人公8人の名前の頭文字を取って繋げると「オクトパス」になります。
さらに、別々だと思っていた8本の足が実は繋がっていたことを示唆するためにこの「オクトパス」という英語を使ったのかもしれないと解釈しました。

内訳はこちら。
・オフィーリア(Ophilia)
・サイラス(Cyrus)
・トレサ(Tressa)
・オルベリク(Olberic)
・プリムロゼ(Primrose)
・アーフェン(Alfyn)
・テリオン(Therion)
・ハンイット(H'aanit)


■オフィーリア編

オフィーリア。最初のイメージどおり、最初から最後まで清純で真っ直ぐな女性でした。
それ故に一度は大切な人に裏切られたりするわけですが、そこから説得し、励まし、元の明るい女性に戻す一連の行動が本当に素敵だった。

ヨーセフお父様、最初は「こいつラスボスだろ」とか思ってすみません。

私はテリオンを主人公に選んだのですが、テリオンの旅立ちの町からすぐ近くのハンイットの村に行く前に回復要員としてオフィーリアの町を訪れました。
なのでテリオンに次ぐ古株。そのせいかなんとなくこの組み合わせがお気に入り。
聖女と盗賊という真逆の性質なのがさらにコンビみを醸し出してくれてるかもしれない。


■サイラス編

サイラス。あちこちで美青年ぶりをアピールされる男。
しかし、素敵なのは顔だけではなく中身もでした。まず序章で授業をしているとき、「ここは学びの場なのだから、知らないことは恥ではない」と言っている姿に惚れました。
その先も知識に対して貪欲でありながら真摯で、何度も心を打たれたものです。
戦闘では持ち前の火力で「とりあえずここで敵の動きを止めて…」と思ったらついでに倒しちゃった事案を何度も発生させ、
パーティの勝利に幾度となく貢献してくれました。ありがたや。


■トレサ編

トレサ。正直プレイする前はそんなに印象が強かったわけではないのですが、プレイしてみるとあら不思議。
とにかく底抜けに明るいストーリーが眩しく、最後のイベントでは思わず涙ぐんでセリフを読んでいました。
一番背負うものが軽かったせいで各キャラの第三章終了時点でひとりだけ場の空気の重さの中浮いたりしましたが、
人生背負うものが重いのがエライわけではないので気にしないこと。


■オルベリク編

オルベリク。この8人の中で最も王道を往く男でした。
「守るべき者のために剣を振る」というのは剣士ならば誰もが抱える使命ですが、
それを一度は失い、そこから再起するストーリーが本当に熱かった。
因縁の相手、エアハルトとの第三章での決戦が普通のボス戦BGMではなくオルベリクのテーマそのままだったのが胸に刺さりました。
その後第四章での共闘…実に王道。

オルベリクはオクトラの動画で見た「豪武将ウィンヒルドよ!」の掛け声がハチャメチャにかっこよかったので、
いずれは武芸家のジョブも手に入れて自分で実際に奥義を使って聞いてみたいもの。


■プリムロゼ編

プリムロゼェ…ではなくプリムロゼ。
セクシーな女性にはなんらかの暗い過去があるのが世の常なので(そんなことはない)、最初から警戒していましたが、
ここまでひたすらに復讐のストーリーをしてるとは思いませんでした。
残念ながら本編だけでは彼女のストーリーは完結しないようですが、最後の最後でちゃんと救われるのでヨシ。
ラスボスをすっ飛ばしたときのスカッと感は8人中トップでした。


■アーフェン編

アーフェン。今作一番のダークホース。
プレイ前は魅力が地味だなぁと思ったのですが、そんなことはなかった。いいヤツすぎて第一章から涙が止まりませんでした。
人の命を救う意味、自らの手で薬を作り続ける覚悟、生まれ故郷のみんなを気遣うが故になかなか旅に出られない優しさと甘さ…
すべてが感動を誘ういいキャラでした。ほんと、プレイ前の自分に「お前アーフェン編で毎度泣くよ」と教えてやりたい。

ところで私はアーフェンの慕う恩人さんが最終的にどうなったかを知った状態でプレイしていたのですが、
そのうえで最終章に挑むと胸が張り裂けそうでした。ああ、アーフェン…


■テリオン編

テリオン。今回私はこのテリオンを主人公に選びました。外見が好みなので。
盗賊として流れ着いた場所で出会った少女に孤独と悲しさを背負った心を救われ、
かつて罪を分かち合った兄弟分と決別し、前を向き始める…という本人の特技からは想像もできない王道ストーリー。
いや、このゲーム大体のストーリーが王道なんだけどさ…。
序盤は「こいつ本当にバカスカ盗むな」という印象だったのですが、話が進むにつれて「新しい町に来たらとりあえず町人から盗んでー」というウォーミングアップが当たり前に。
まあでもこのゲーム、テリオンで盗むかトレサで買い取るかして手に入れる装備がつよつよ装備なんで…。

もしかしてりんごが好きなのか?と気づいた途端可愛く見えたり、
戦闘中は踊り子衣装を纏っていたり(私がテリオンを踊り子で運用することが多かったため)、
第一印象とは裏腹にパーティメンバーと馴染んでいたり、
意外な一面が多かった気がする。

あと普段無口で声も小さいくせに演技が入ると老人になったり好青年になったり「幹部の顔もわからねえのか!」と敵の下っ端に怒鳴ったり、色々と面白すぎた。

なんだかんだ一番思い入れがあるのはテリオンかもしれない。


■ハンイット編

物語の締めくくりはハンイットに任せました。
ストーリー自体はなんのひねりもない師匠を助けに魔物…魔物?を倒すだけの話なのですが、
その魔物?の正体を知ってる状態でラスボスと戦うのが本当にしんどすぎました。
アーフェン編やトレサ編を最後までプレイしたあとにハンイット編を進めると…もう…。

↑そのラスボスに止めを刺した瞬間のスクショ

終始かっこいい女性でした。切れ長の目が素敵。
動物や魔物の感情がわかるというのもマル。
オルベリクと並んで(オルベリクは狩人、ハンイットは剣士で運用して)物理火力最強の双璧でした。


■最後に
オクトパストラベラー、素晴らしいゲームでした。
精密に練り込まれた世界観や設定、キャラクター、ストーリー、町並みの表現、音楽、パズルのような戦闘、なにをとっても出会えてよかった。

このあともサブストーリーを消化しながら最強の装備を集めたり、裏ボスにして最強のボスを倒しに行ったりします。
それでは、ごきげんよう。

PR

× CLOSE

フリーエリア

最新コメント

プロフィール

HN:
アキヒロ
性別:
非公開
自己紹介:
ココアが好きです。

バーコード

ブログ内検索

× CLOSE

Copyright © 語り用 : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]