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語り用

無造作になんでも語っております。なんでも許せる方のみどうぞ。
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風花雪月について語りたい

風花雪月、やっとクリアしました。2ヶ月かかったぞおい…。


◆総合

結論から言うといいゲームでした。
ストーリーとはキャラクターが歩んだ軌跡のことだと教わったけど、まさにそれが魅力的。

ゲームを進めてる途中、
炎帝の正体を意図せず知ってしまったのをきっかけに全部のネタバレを見たのですが、
それでもちゃんと感動できたもんなー。

ただ、私はポケモンみたいにレベルを上げて数字の暴力でクリアしたいタイプなので、
ちょっとレベルが高い程度じゃ受けきれない戦闘はちょっとしんどかったなぁ。

終盤は特に頭捻ったなー。
ただ単に私の脳筋戦法とは噛み合わなかったというだけの話。

あと、ストーリーも1から10まで素晴らしかったわけじゃなく、
ちらほらと制作側の都合に合わせた展開もありましたね。
ジェラルトが殺される展開とか、フレーチェが復讐するあたりとか。


◆キャラクターについて

では個別に語っていくとしましょうか。

◆ベレス先生

私のデータの名前はアキヒロですが…。

このゲームを始める前の印象よりもだいぶすっとぼけてましたね。
天然というか。

序盤は「世界観と自分の名前が合ってないな…」とか思いましたが、
一部のゲーム実況者よりはだいぶマシだったと思います。

戦闘では様々な剣の使い分けと、終盤は弓や魔法による遠距離攻撃、たまに回復など、
なんでもこなせる器用さを見せてくれました。
リシテアスカウトしたさに信仰の技能を上げといてよかったなー。

天帝の剣、強かったですね。
戦技なしでもかなり威力がありましたし。
2マス離れていても命中が落ちないのがイイ。
散策でやることが減った終盤は休養することもあり、そのときに耐久が回復したのも
地味にありがたかった。

最終クラスはニルヴァーナ。専用職。
レベルアップのとき魔力がいいかんじに伸びた反面力がなぜか伸び悩み、
最終的には並んでしまった思い出が…。



◆ディミトリ

ディミ。
先生を主人公とするにしても、青獅子はディミのためのストーリーでもあったので、
もう一人の主人公と言って差し支えない。

第一部の終盤で発狂すると知ったときはどうなることかと思いましたが、
思ったほど派手に壊れるわけじゃなかったな。
でも立ち直るシーンはやっぱりちゃんと良かったです。

立ち直ったあと、
「先生がいなければ俺は敵を殺して仲間を振り回して、結局なにも得られずに死んでいたんだろうな」
ってこぼすシーンがあるのですが、
どうやら別ルートでは本当に犬死するらしく、
こんな笑えない冗談があるか?と顔が引きつったりもした。

そんなことがあるので、ちゃんとディミが好きになった私には、
ディミを犬死させたくない気持ちが他のルートに進めない病気を悪化させたのであった。

大きな理由は戦闘がしんどいからなんですけど…。

第二部に入るまで気づかなかったのですが、
力の伸びが尋常じゃなく、そこにいるだけで敵がバタバタと倒れていくので、
ブレーダッド置くだけにふさわしい活躍ぶりだった。
(フルネームはディミトリ=アレクサンドル=ブレーダッド
褒めてますよ。

帝都決戦で聖盾の備えと応撃の備えを揃えたディミ、
勝手に敵が死んでいってくれて気持ちよかったな…。

爽やかで人が良い顔も偽りではなく本当のディミ。
人を虐殺する悲しい姿もまたディミ。

エンディングのあとは立派に王としての責務を果たしてほしいですね。

最終クラスはマスターロード。まぁディミなので順当に。
ディミ専用であるというところにロマンが詰まっている。


◆ドゥドゥー

見かけによらず温和で優しい青年。笑うと素敵。
第一部の時点で18歳と知ったときはさすがに嘘でしょ?と思った。

私の絵柄は年齢より幼く見える傾向があるせいかもしれませんが、
風花雪月、見かけより実年齢が若いキャラが多い気がする。

ヒューベルトとかね。

第一部で外伝をクリアしてないと第二部でディミを庇って強制ロストするという重大な運命を背負う男。
ドゥドゥーとしてはディミを守れたならそれより大事なことなんてないのかもしれないけど、
でもドゥドゥーの死がディミを苦しませたと知ったら成仏できないだろうな…。

私は外伝をクリアしていたので、
復帰次第即戦力として働いてもらいました。

外伝で助けたダスカーの兵の言葉、好きです。
「ダスカーの民は、恨みも、受けた恩も、忘れない」
クリアしたときはただ「あーいい台詞だな」と思っただけだったのですが、
いざドゥドゥーやディミの窮地に駆けつけてくれたことを知るとジーンと来ますね。

敵の重い一撃を「甘い!」で受け止めるドゥドゥー、あまりにもディミの盾。

フェリクスからは狂犬扱いされたドゥドゥーですが、
支援会話を見るに、徐々に人らしい感情というか、人並みに願望を持ってくれたりして、
そこがとても好きだったなー。
ディミのことを久しぶりに名前で呼んで「本当は友人になりたかった」と言ってくれるの、
はちゃめちゃに尊い。



最後は敬愛する主とペアエンドを組ませました。

最終クラスはウォーマスター。


◆フェリクス

チームのンェェ…担当(?)。
「チッ…」と表示される台詞で本当にちゃんと「チッ…」て言った回数なんて数えるほどじゃないだろうか。

ツンデレの化身のようなキャラ。
言葉は切れ味が鋭く、一部ではマジレス両断剣と言われているらしい(本当か?)フェリクスですが、
その裏で仲間をよく気にかけていることを伺わせるいい男でした。

何年かぶりにディミを名前で呼んでくれた瞬間が最高視聴率を獲得したと話題に。
あと、親父殿を父上と呼んだ瞬間も視聴者が沸いたそうな。

ありとあらゆる冗談を拒否しそうなフェリクスが、
なぜかどこどこど~んは言ってくれたのが私的最推しポイント。
お前おもしれー男だな…。

戦闘では最初ソードマスターあたりを終着点にしようかと思っていたのですが、
エピタフのロマンにどうしても打ち勝てず、結局魔法も習得。
剣も魔法も使えるとかつえーじゃんという先生の教えに「なるほどな!」とノリノリで応えてくれたのも大きい。

攻略サイトではイマイチな評価ばかりなのですが、
難易度ノーマルなら全然やれるじゃん。
魔道士相手には剣、重装にはトロンと使い分けることで目覚ましい活躍をしてくれた。

でもまあ、高難易度となるとそううまくはいかないんだろうな…。
でも世の中ロマンがなきゃつまらないので…。

最終クラスはもちろんエピタフ。

ペアエンドは是非ともイングリットと結婚させてやりたい!と思っていたのですが…


あれっ?

な、なぜ…と思ったけど、帝都決戦で近くで戦わせたから支援値を稼いでしまったのか…??
いや、君らが幸せならそれでいいんだ、うん。



◆アッシュ

今作のダークホース。
最初は「見た目の雰囲気がルフレみたいで可愛いな~」くらいの気持ちだったのですが、
今となっては毎晩先生のことを先生ではなくベレスと呼んでくれるシチュエーションを妄想するほどになった。

とあるブログで「性能厨ならスカウトしないが可愛いのでもちろんスカウトする」という記述を見て、
この人とならうまい酒が飲めそうだと思ったのは記憶に新しい。

成長率こそ不遇ですが、アーチャーのマスタースキル「命中+20」、スナイパーの戦技「ハンターボレー」
そしてボウナイトの機動力によって縦横無尽に駆け回ることになり、決して弱くはなかった印象。
魔法の弓で重装相手にもある程度なら対抗できたのもえらい。

でもまぁ、これもルナティックとかになると通用しないんだろうな…。しょうがない。

先に戦闘について語ってしまった。

素朴だけど真面目でいつも一生懸命なところが可愛い。
序盤でロナート様と戦ったときはあろうことかアッシュに止めを任せましたが、
(たまたまアッシュで止めを刺すのが最適解だった…)
ちゃんと自力で持ち直してくれたのがえらい。

小さい頃は盗みを働いていたという意外な過去が明かされますが、
今では自分がロナート様に倣って弱者を許す立場に。
アッシュらしくて好きだなー、このあたり。

第一部も第二部も結局はアッシュが終着点だったな。

でも途中まではアッシュとメルセデスとシルヴァンが結婚候補で、
全員同じくらい思い入れがあったので迷っていたんですよね。

じゃあなんでアッシュにしたのかというと、
たまたま結婚イベの一枚絵を見てしまったのがきっかけ。
射抜かれました。この男を婿にすると決めました。



先生を支援Sで赤面させる男は3人しかいないらしく、そのうちの一人。

最終クラスはボウナイト。ハンターボレー持ちのスナイパーと迷ったけど、やっぱりロマンには勝てなかった。
地道に馬の技能育てておいてよかったなー。かっこよくないですか?


◆シルヴァン

序盤は正直あまり印象に残らなかったのですが、兄との決別のあたりから株が上がりまくったと噂に。
ボスを倒す瞬間の動画を残したりとかはしてなかったんですが、
この戦闘でシルヴァンに止めを任せたときは勝負が決まった瞬間の動画を残しました。

普段飄々としているようでいて時に頭の良さを見せるとか、
女好きとか、わりとよくある要素だと思うんですけど、
最初は別になんとも思ってなかったんですよね…。

でも何を背負ってるかを知ったときにはクソデカ感情を抑え込めなかったな…。

先生に面と向かって「殺してやりたいとか思いますけどね」と言ってきたときはびっくりしましたが、
まぁ、そういうものが湧き上がってきてもしょうがないのかな…って思いますね。

で、メルセデスとの支援で例の台詞です。結婚させてやろうと心に誓いました。
終盤、なかなか支援値を稼げず、間に合わないかと思いましたが…



間に合いました。

戦闘ではなんとドゥドゥーにも並ぶ守備の硬さと、槍と魔法の使い分けで大活躍。
ブレーダッド置くだけと同じくらい敵を薙ぎ払ってくれました。

フェリクスと違ってトロンがないので射程に悩むこともあるかなーと思ったけど、
わりとファイアーとボルガノンだけでなんとかなりましたね。
だって硬いもんな…。

最終クラスはダークナイト。



◆メルセデス

みんな大好き聖母メルセデス。
5年後はその包容力に磨きがかかることに。

わりと最初からいいキャラだな~と思っていましたが、
徐々に結婚候補にあがるくらいには思い入れも加わっていきました。
最終的にはアッシュにその座を譲りましたが、アッシュがいなかったらメルセデスと結婚してたかも。

回復が主な仕事なので終盤はレベルが置いてきぼりになってしまったのが反省点。
どうせながら全員同じくらいのレベルでクリアしたいよね~。
回復したときの経験値、もうちょっと入ってもよかったのになー。

で、前述のとおり第二部に入ってすぐシルヴァンと結婚させると決めたわけなんですが。
いい夫婦になるといいですね。

今回、カスパルのスカウトができずに死神騎士の外伝を消化できなかったんですが、
予習してるので正体については知ってます。

闇パスおじさんとか言われてる死神騎士がメルセデスより年下(というか弟)なのは面白い。

戦闘は…あまり語れることがないかもね。
回復に勤しんでいてあまり攻撃できなかったし、範囲回復がありがたかったってことくらいしかないかな。
序盤は貴重な火力要員だったのだけど。

最終クラスはグレモリィ。


◆アネット

メルセデスの親友。魔力ゴリラ。

青獅子は全体的に家庭環境がゲロ重いのですが、アネットはその中では救いがありましたね。
ギルベルトとペアエンドを組ませてあげたかったけど、間に合わなかったな…。

明るくて頑張り屋で、癖がない分ちょっと他のキャラに比べてストーリーでは影が薄かったかもしれない。
友軍でギルベルトが来たときも特別なイベントとかなかったしな。

グロンダーズの会戦では、頼むから避けてくれ避けてくれ避けてくれってタイミングで神回避を見せ、
反撃で必殺が出て一撃でクロードを突破してくれたのが非常に印象に残っている。
あのときは本当によくやってくれたよ…。

そもそも同盟軍と帝国軍の挟み撃ちを受けるような采配をする私が悪いのだが…。

それに限らず、数字よりも避けてた気がするな。

魔力が非常に伸びやすいので、大体の敵はウィンドで十分だった。
メルセデスと違いリカバーを覚えるので、単体回復性能では彼女も上回る。
ただ、どちらかというと攻撃のほうに重きを置いていました。

地味に応援も助かったな。

最終クラスはグレモリィ。魔法使用回数2倍はつえーんだ、マジで。


◆イングリット

最強の魔法の壁。イングリットがいないと絶対この戦いには勝てなかったな…。

青だと騎士道を貫くしっかり者の女性なのですが、紅花ルートでスカウトすると
死んだ許嫁や仲の良い幼馴染や敬愛する王子たちをたった5年で裏切るらしいことを知ってから、
いつか紅花ルートを通るとしても絶対仲違いをさせないようにすると誓いました。
多分やらないですけど…。

騎士としての人生と貴族の跡取りとしての人生の間で揺れ動いている姿が印象的でしたが、
私としては騎士としてを選んでほしいと思ったなー。
どちらの道を選んだとしても後悔はつきまとうでしょうが、
それなら自分の気持ちに正直に生きたほうが幾分マシだと思うのです。

あと、見かけによらず食い意地が張っているようで、
「私にだって悩み事くらいある」と言ったときに
フェリクスに「明日の献立か?」と言われていたのが面白かった。

戦闘では前述のとおり魔道士に対しては敵なしの性能を誇り、
物理攻撃に対しても持ち前の速さでスイスイとかわして反撃を入れたり、
序盤からずっと頼もしい働きぶりを見せてくれました。

応撃の備えも入るともう止まらない。

それゆえに一人だけレベルが飛び抜けてしまって慌ててフリー戦闘で帳尻を合わせたのもいい思い出。
いやホント、すごく助かった。

最終クラスはファルコンナイト。



ひ、ひとりだけ独身になってしまった…
それでも本人が自分の生きたいように生きれたならそれでいいのですが…。



◆エーデルガルト
このゲームの最重要キーパーソン。
ゲーム内での愛称はエル、ネット上ではエガちゃんと呼ばれているようですが、
私的にはエデと呼ぶのが一番しっくりくる。

壮絶な生い立ちから復讐心にも似た野心を抱くことになるわけですが、
その過去に感情移入ができるかどうかで大きく評価が変わるキャラなのではないかと思います。

私的には「キャラとしては好きだけどやってることはダメ」というかんじ。
やっぱり戦争はいかんよ。

どうにも「敵キャラがもし味方側だったら」というストーリーのために戦争を起こさせたような、
辻褄の合わなさがどこかにあって、
筋を通してるかどうかと言われれば微妙だった印象。

彼女には自分の正義があって革命を起こしたというのはわかりますが、
それをわかっているなら他の人にもその人なりの正義があることはわかるはず。
どんな政治にも批判は伴います。

いかに自分が正しいと思っていても力尽くでそれを押し通そうとするなんて、
そんなことをしてたらいくら戦争をしても足りないわけで。
そんなかんじのことをディミも言ってたね。

戦争という手段を取ってしまった彼女に安寧の未来はないと思います。

でもこういうことを考えさせるってことはいいキャラクターなんだろうな。

あと、エデについてとはちょっと違うけど、
真に闇うごと戦うべきはクロードたちではなくエデたちだったのでは?ってちょっと思うね。
だって、エデたち兄弟に紋章を埋め込む実験をしたのって闇うごじゃん…。

紋章に重きを置く教会のやり方が間違ってると思うのは過程を見れば理解できる。
でも実際エデのような被害者を出したのは闇うご。
レア様の前でも後でもいいから闇うごとの決戦は後日談じゃなくプレイヤーにやらせたほうがよかった気がするな。


◆クロード
青獅子ルートを通ったはずなのに気づいたら級長の中では一番好きになってしまった。
いいヤツですよねー。

自分のことを猜疑心の塊だと言ってたくせに、
親しい人がみんな虐殺されて様々な身体的不調や精神疾患を患ったり
兄弟が揃って死んだり発狂したりした中で自分だけ生き残ったりした他の二人に比べると
一番闇が浅かった(と私は思う)。

まぁ、それにしたって猜疑心の塊になるような愛情のない生い立ちを抱えてるわけですが…。

金鹿ルートを通ることによりこのゲームの謎の大半が解けるらしいです。
私はもうネタバレ見ましたが、このルートを通ったあとはレア様たちに対する見方が変わるとかなんとか。
私は「思ってたよりは過激な思想ではなかった」という感想。

クロードの謎への探究心がなせたストーリーだと思います。

あ、あと最終決戦の曲!いいですよね。神を屠る星というタイトルだそうですが。
この曲名を知ったあとにフェイルノート専用の戦技「落星」を見るとアハ体験ができますね。


◆最後に
風花雪月、いいゲームでした。
やろうか迷ってる人がいたら「うん、やるといいよ」って言えると思います。

倫理観は0点だけどな!!!
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